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【レポート】ご存知ですか?動物検疫~検疫施設を見学!

2009年12月07日 18:21

2009年12月3日(木)行って参りました、
「ご存知ですか?動物検疫~動物の病気を持ち込まないために~」

関西空港内にある動物検疫所の施設見学と、
検疫探知犬のデモンストレーションを見ることができるということもあり、
様々な分野の関係者の方々が参加していらっしゃいました。

まずは見学の前に「動物検疫について」のDVD視聴、
そしてバス2台に分乗して犬・猫、サルの係留施設の見学に向かいます。

ただ、当日は生憎の雨ということでサルの係留施設は中に入ることができず、
外部を見て資料による説明ということに・・・。


ところで。
先日もちらっと触れましたが、「日本に動物を持ち込む(又は連れ出す)」時には、
私たち「人」のように突然帰ってこれる(又は出国する)というわけにはいきません。

最低でも到着の40日前には到着予定空港・港の管轄動物検疫所に届け出ておく必要がありますし、
それ以前に知っておくべきことがたくさんあります。

ペットとして犬・猫を出国させる場合

ペットとして犬・猫を入国させる場合

なぜ、ここでこの話題に触れたかというと、
今回見学した施設は、そうした輸入された犬・猫の係留施設だったからなんですね。

狂犬病のない国であれば、書類に不備がなければ12時間以内に係留施設から出ることができます。
が! もし不備が1つでもあれば・・・最長180日間こちらの施設で過ごさなくてはいけません

狂犬病のある国・・・現地か日本のどちらかで180日待機が必要です。
もちろん、現地で180日間待機させていても書類が不備であれば、12時間以上~180日間の係留となってしまいます。

(2009.12.10追記)
書き忘れていましたが、最長180日間の待機にかかる飼育管理費は全て飼い主負担となっています。
ただし、検疫検査料は国の負担として定められているものになります。

(2010.5.19追記)
2010年4月に犬等の検疫制度の見直しが行われました。
詳しくは こちら をご覧ください。


さてその係留施設ですが、
普段は一般の人が立ち入ることはできません
今回の見学は特別に見れたわけですが、その内部に入る際には簡易の白衣を着て靴カバーをつけての入場でした。

では、待機させている動物の飼い主さんは会えないのか・・・というと、
ちゃんと面会場が設置されていてそちらで会うことができるようになっています。

今回も3頭のワンちゃんが係留されていましたが、私たちはもちろん見ることはできません。
人恋しいのか鳴いている子もいました

でも、半年近い期間、どのような環境なのか気になる方もいらっしゃるかもしれませんね。

関西空港支所では、2004年の検疫制度見直しによって係留動物の頭数が減ったことを受けて、
単独犬房を二つくっつけて一部屋に作り替え、中に個別エアコンを設置しています。
幅は3mありますし運動場もありますから、よほどの大型犬でない限り窮屈ではないと思います。


そしてもう一つ、今回内部見学はできなかった霊長類検疫施設が関西空港内にはあります。

ちなみに、 サルはペットとして輸入することはできません
試験研究用、及び展示用としての輸入時に使用される施設となります。

サルは、人が罹患すると重篤性が高く国内発生が起こると危険性が極めて高い感染症の
エボラ出血熱、マールブルグ病を媒介する恐れがある動物であるため
「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」に基づいて、
厳重な隔離係留が実施されています。


その他にも、動物たちが日本に出入りするためには色々な「決まり」があります。

牛、豚、やぎ、ひつじ、馬、
鶏、うずら、きじ、だちょう、ほろほろ鳥、七面鳥、あひる・がちょうなどのかも目の鳥類、
うさぎ、みつばちなどの動物、あるいはあらいぐま、きつね、スカンク・・・。

(個人では禁止されている動物たちでも、展示用などで輸入される場合があります)

何事も「当事者」になってから調べていては「遅れ」を取ってしまうもの・・・。

「知らなかった」では済まされない違反行為であることもありますので、
機会を見つけてぜひご覧になっておいてくださいね。

 ・動物検疫所のページ

 次回は空港で活躍する「探知犬」のレポートです。


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